こんにちは。
イエス・リフォーム担当の武藤です。
2月4日の立春が過ぎましたが、まだまだ厳しい天候が続きます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
米沢に至っては、開催中止になってしまいましたが、
雪灯篭まつりが終わる頃までは気が抜けないと思っているところです。
早く春よ来い!ですね。
さて、各種メディアの報道でもお見知りおきかと思いますが、
現在、給湯器の品薄状態が深刻化しているのをご存じでしょうか。
大手の給湯器メーカーでも納期が数か月先となっており、
突然給湯器が故障してしまっても、すぐに取替ができない状態が昨年から続いています。
因みに、弊社で昨年10月末に発注したガス給湯器は、
2月中旬に入ってくるという連絡を先日やっと貰いました。
発注から納品までしめてまるっと3か月かかったことになります。
このたびのお客様は、故障前に交換予定をされていたのでお湯のない生活は免れていますが、壊れてからの交換品となると数か月という単位でお待ちになることもあると聞きます。
そうならないように、まずは今使っている給湯器を壊れずなるべく長く使用することが重要です。
ですので今回は『給湯器を長持ちさせるコツ』をお伝えしていこうと思います。
『給湯器を長持ちさせるコツ』
前提として、まず知っておいていただきたい事。
通常の給湯器の平均的な寿命は10年-15年と言われています。
各メーカーでも、標準的な使用条件で使った場合、
安全上の支障がなく使用可能な設計標準使用期間は家庭用給湯器であれば
「10年」と設定しています。
気持ちとしては、それよりもできるだけ長く使いたいですよね。
そのためには・・・以下の内容は確認しておいてくださいね。
①凍結による故障を防ぐ
凍結が起こると、配管が膨張して破裂する可能性があります。
そうなると本体内部の配管の交換などが必要になり、修理費用も高額になりがちです。
ですが、給湯器の凍結はあることを忘れなければきちんと防止することができます。
まずは、冬場にお風呂のお湯を抜かないこと。
お風呂のお湯の吹き出し口(循環アダプター)を通して、常にお湯(水)が循環しています。
そのため冬場でも配管が凍結しないようになっています。
ふたつめは、給湯器のブレーカーや電源プラグを抜かない。
現在普及している給湯器の多くは、凍結予防ヒーター(給湯器側)・自動ポンプ運転(風呂側)が凍結防止機能として備わっています。
電源プラグを抜いてしまうと、それらが作動しなくなってしまうため、
長期外出する場合でも絶対に抜かないようにして下さい。
②循環アダプターのフィルターを掃除する
追い焚き機能のついている給湯器の場合は、浴槽内に取り付けられている
「循環アダプター」の定期的な掃除も給湯器の長持ちのために必要です。
なぜなら、循環アダプターが詰まってしまうとお湯が循環しにくくなり、
配管の不具合につながってしまうためです。
循環アダプターは簡単に取り外すことができます。
歯ブラシなどを使って、アダプターに取り付けられているフィルターを掃除して
詰まりを予防しましょう。
③お湯を使用しないときはレバーを水側に回す
お湯を使用しないときは、
水栓レバーを水のほうに回しておくことも給湯器の長持ちのためには大切です。
なぜなら、レバーがお湯側に回っていると、お湯を使用しないときでも、
「給湯管」という本来お湯が通るための管に冷たい水が通ってしまうためです。
本来ならばお湯が通る場所に水が通ることで、
温度差によって配管が痛みやすくなってしまいます。
また、温度差によって配管の表面に結露ができ、その水分で配管が錆びてしまう可能性も。
配管の痛みを防いで長持ちさせるために、
お湯を使わないときは水栓レバーを水側にしておきましょう。
それでも異常が起こってしまった場合は、
早めにメーカーや販売店にご連絡をしてくださいね。